”女ほどこの世にすごいものはなし
釈迦やキリストをほいほいと産む”
みたいな言葉を昔読んだことがあり、
確かにこの世に生きている人間は
全て女性から生まれてきたのだと思うと、
女性とはすごいもんだなあと感じたことがありました。
男子にとって子宮というと
いろいろなイメージがあるとは思いますが、
第一回目はやわらかい話から始めようかなともも思ったのですが、
かなりマニアックな方向から話を始めると
個人的には、
”胎蔵界曼荼羅”
という言葉が思い浮かびます。
胎蔵界曼荼羅とは?(Yahoo!知恵袋ベストアンサーより)
「大日経(密教の経典)」の教えを絵画によってあらわし、大日如来の真実(理)を示しています。
正しくは「大悲胎蔵生曼荼羅(だいひたいぞうしょうまんだら)」といって、母親の子宮の中で眠り、育まれていく子供のように、人間が本来もっている仏性の種子が、仏の慈悲によって目覚め、育ち、花を開き、最後には悟りという形で実を結ぶまでが描かれています。
中央の台実の上に「大日如来」が座り、それを取り囲むように、東側の花びらには「宝幢(ほうとう)如来」、南側の花びらには「開敷華王(かいふけおう)如来」、西側の花びらには「無量寿如来(阿弥陀如来)」、北側の花びらには「天鼓雷音(てんくらいおん)如来」がそれぞれ座っていて、この五如来は「胎蔵界の五如来」と呼ばれ、密教では重んじられています。
大日如来をのぞく四如来には、それぞれ菩薩が寄り添い、宝幢如来には普賢菩薩、開敷華王如来には文殊菩薩、無量寿如来には観世音菩薩、天鼓雷音如来には弥勒菩薩が寄り添っています。
東西南北あわせて13の花びらには、合計で414尊の仏たちが座っています。

『母親の子宮の中で眠り、育まれていく子供のように、人間が本来もっている仏性の種子が、仏の慈悲によって目覚め、育ち、花を開き、最後には悟りという形で実を結ぶまでが描かれています。』
↑ この感じは、実は結構多くの男性が持つ、
母体というのものに抱くイメージなのだと思います。
ブッタの慈悲に近いのが子宮内の状態だと。
それだけ子宮内の慈悲は素晴らしく忘れがたいものなのかもしれません。
子宮の第一のイメージは、
やはり”命を育むところ”
または、”命の始まるところ”
なのかなとも思います。
胎児のベットとなる子宮、仏の世界にまで例えられる子宮。
そういう素晴らしい子宮ではあるのですが、
数年前までは、ほとんど誰にも特に注目されず、特にケアもされない臓器で、
ひどくいうと、あまりにもないがしろにされてきた感がありました。
個人的にはそれがなんだか残念で、何かいい感じの子宮ケア、女性ケアの手技がないものかと探していて、
約5年前、タイの助産婦さんたちの間で古くから伝えられている手技とようやく出会えました。
そしてそれをベースにスタートしたのがタイ式子宮バランスセラピーです。
第2回に続く(次はゆるい話でw)